2024.08.28
愛知県
飲食店などでお客様が店内にいる場合の対応
飲食店や小売店では、災害発生時にお客様の安全も守る必要があります。
1. 地震発生時の即時対応
店内の安全確認を最優先し、すぐにお客様を安全な場所へ避難誘導します。スタッフは事前に訓練を受け、避難誘導の手順を熟知しておく必要があります。
その際には、地震発生直後に避難経路を確保し、障害物を取り除いておきます。特に、厨房やカウンター付近に注意が必要です。
2. 店内での安全確保
お客様には、テーブルや椅子の下に頭を入れて、揺れが収まるまで待機するよう指示します。頭を守るためのクッションやタオルを提供することも有効です。
地震が発生したら、すぐに厨房の火を消すなど、火気の管理を徹底します。ガスや電気の元栓を閉めることで、二次災害防止も忘れてはいけません。します。
3. 情報提供とコミュニケーション
地震発生直後に冷静にお客様へ状況を説明し、安心感を与えます。店内の放送や口頭での指示が効果的です。
避難が必要な場合、近隣の安全な避難場所をお客様に案内します。可能であれば、避難場所の地図を用意しておくとよいでしょう。
4. お客様の健康と安全確認
お客様に怪我がないかを確認し、必要に応じて応急処置を行います。応急セットを常備し、スタッフが基本的な応急手当の知識を持っていると安心です。
必要に応じて、近隣の広域避難場所へお客様を誘導します。避難後の安全確認と連絡手段の提供も重要です。
5. 地震後の対応
地震直後は余震の可能性があるので、お客様に対して引き続き注意を促し、店内で安全な場所に留まるよう指示します。
店内の状況を確認し、安全が確保できたら、お客様にその旨を伝えます。また、必要に応じて家族や知人への連絡手段を提供します。
6. コミュニケーションとサービスの提供
地震後の情報(例えば、交通機関の状況や安全情報など)を適宜お客様に提供します。
状況が許せば、お客様に温かい飲み物を提供し、精神的な安心を図ります。
7. 事後のフォローアップ
もしお客様が恐怖や不安を感じている場合、適切なケアを提供します。お客様に寄り添った対応を心がけましょう。
震災後のフォローアップとして、連絡先を共有し、必要に応じて対応する姿勢を見せると、信頼関係を維持できます。
これらの対策を通じて、地震が発生した際にもお客様の安全と安心を守ることができます。
企業・団体プロフィール
名称 | |
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住所 | 愛知県名古屋市守山区大牧町7番10号 |
電話番号 | 070-1055-7331 |
事業内容 | BCP策定 |
HP | https://www.sdgs-aichi.jp/operation.html |